どうも、ぎしたか(@mrgishi)です。
今ではほとんどの企業がホームページを公開していますが、結局のところホームページは企業の何の活動に役立つのでしょうか。
企業にとってホームページは、「インターネット上で、会社の情報を発信する」ための道具です。道具というものは、用途や使い方が分かっていなければ活用することができません。また、道具は間違った使い方をしてしまうと、怪我などの被害を招く可能性があります。
ホームページでいうなら、間違った使い方をしてしまうと「事業の衰退を招く」可能性もあります。まずは、ホームページの用途をきちんと理解しましょう。ホームページは何に役立つのでしょうか?
ホームページを公開する4つのお役立ちポイント
1.ブランド構築に役立つ
ホームページを使って情報発信を行えば、サイトを見たユーザーに企業のブランドイメージを伝えることができます。インターネット上で企業のブランドイメージを確立するためには、ホームページは必要不可欠です。
ただし、自社のホームページがない、またはあったとしても検索してサイトが出て来ない、デザインが古い、悪質なコンテンツが提供されている場合は要注意です。悪いブランドイメージをユーザーに伝えてしまって企業イメージを悪化させてしまっている可能性があります。
特に、御社の商品やサービスに興味を持っていただいた方からすると、
- 検索して何も出てこないと、購入や申し込みを断念する
- 古いホームページを持っている企業との取引は気が引ける
- ホームページがなかったり全然更新してない企業は信用しづらい
- …
といった悪印象を与えてしまい、結果「他者を検討しよう。」と類似の商品やサービスを提供している競合他社に多くのユーザーが流れて、機会損失を被ってしまいます。
上手く使えば、ホームページは企業の価値を最大限引き出し、世界中のユーザーにその情報を届けることができます。しかし、活用できなければ、それはできません。
ホームページがあるかどうか。デザイン性が優れてるかどうか。価値ある情報が掲載されているかどうかなど、ホームページで他社と比べられてしまったら正当な評価を得られません。ホームページを見て仕事を依頼する企業を選別、決断されてしまいます。これは何としてでも避けたいものです。
なので、ホームページはただ作ればいいものではなく、利用する目的を明確にして「どう魅せるか」を突き詰めていく必要があります。
補足:ホームページをブランド構築に活用して得られるメリット
- 企業/商品/サービスブランドの確立
- ブランドイメージ向上
- 信頼性・安心感の演出
- 競合他社との差別化
- 優秀な人財の獲得
- 投資家や銀行からの融資の獲得
このようなメリットがあると分かっていれば、コストをかける価値があるのが分かりやすいですね。
2.集客に役立つ
インターネットを使えば、いつでもどこでも無料で気軽に世界中の情報にアクセスできます。それはとても価値のあることなので、世界中の人々がインターネットを使って情報を収集しています。そして、情報を収集する上でホームページは欠かせない存在です。
ということは、ホームページを活用できれば、世界中のユーザーに情報を届けることができます。企業の情報を提供すれば企業の認知度が向上し、提供する商品やサービスに興味を持ってくれる人が増えます。
例えば、街のパン屋さんに人を集めようと思った場合、実店舗であれば
- 時間をかけて足を運んでもらわないと来てもらえない
- 入れる人の数が少ない
- 長い間営業することはできない(できたとしても人件費がかかる)
といったことがあると思います。
しかし、ホームページであれば、
- すぐにお店の情報にアクセスできる
- 世界中どこにいてもお店のことを見つけてもらえる
- 24時間365日営業できる
- 人件費がほとんどかからない
このような差があります。現代では多くの人々がインターネットで得た情報を基に行動しています。そのような社会で、企業はどういった情報をインターネットで発信して、インターネットを活用するユーザーに興味を持ってもらうのかを戦略的に考える必要があります。
企業としては、より多くの人に会社のことを知ってもらって、商品やサービスを買ってもらえたら嬉しいですよね。
3.販売促進に役立つ
ホームページに人が集まって提供する商品やサービスに興味を持ってもらえたら、商品やサービスをホームページ上で売ることができます。また、商品の購入だけでなく、料金の見積もり、資料請求や電話での問い合わせなど、顧客にアクションをとってもらうことができます。
ホームページを通じで顧客に商品購入に繋がる行動を呼びかけることで、
- 新規顧客の獲得
- セミナーの申し込み
- 資料請求
- 顧客情報の収集
- 購入前提の商談
- ・・・
を促進することができます。つまり、インターネットを通じて新たな販売チャネルを獲得することができるのです。
また、ホームページはネットから新たな顧客を集めるという面が意識されがちですが、実際に知り合った見込み客へのアプローチとしても有効な手段です。というのも、会って話しただけでは伝わらなかった情報をホームページ上で提供できるからです。
ホームページでも企業情報を知ってもらうことで企業を記憶してもらいやすくなり、口頭で伝えた情報の説得力も向上します。企業としては対面での営業をサポートしてくれる道具でもあるわけです。
4.サービスの質向上に役立つ
ホームページを使うことで提供できるサービスがあります。
例えば、
- 商品やサービスの予約受付
- メールでの問い合わせ受付
- 顧客の不安の解消
- 商品やサービスの使い方、良くある問題点の解決策の提供
- ・・・
お客様のサポートや利便性の高い情報、サービスを提供することで、既存顧客との信頼関係を高める問題解決を行うことができます。サービスが充実し顧客の不満が解消されれば、顧客満足度は向上し商品やサービスのリピート購入に繋がります。
ホームページはただの情報発信ツールだと思っている方も多いですが、サービスの利便性を高められたりするのも大きなメリットなんですね。
まとめ
ホームページは正しく活用すれば、新規顧客の開拓から既存顧客のサポートまで行ってくれる道具になります。
ホームページのが行えることは細かく挙げたらたくさんありますが、主に
- ブランド構築(企業のブランドイメージを確立する)
- 集客(インターネットを活用するユーザーの認知度を向上させる)
- 販売促進(ユーザーに商品やサービスの購入を促す)
- サポート(顧客の満足度を向上するためのサービスを提供する)
の4つに分けることができると思います。
これらを最大限活かすことができれば、
- ブランドイメージを向上させる
- 企業の認知度を上げる
- 商品やサービスに興味を持ってもらう
- 気持ちよく商品やサービスを購入してもらう
ことができます。
ホームページにおいて大切なのは、ブランドイメージを明確にすること。企業情報をターゲットとなるユーザーに伝達すること。自社の商品やサービスに対する認知度を向上させ興味を持ってもらうこと。商品やサービスの販売を加速させること。優秀な人財をリクルートすること。...など。そして、結果として企業の発展に繋げていくことです。
ホームページを活用していく際には「何のために使うのか?」など、はっきりとした目的を持たなければ、間違った使い方をしてしまう可能性が高いです。目的意識を明確にしてホームページを使いこなしていきましょう。
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