ホームページ制作会社の種類|料金体系と利益の出し方

Webマーケティング
ぎしたか

この記事を書いた人

ホームページの制作会社には、それぞれ特徴があります。得意な制作物のテイストもそうですが、提供しているサービスの内容や料金体系がややこしいので、その辺りをまとめていきます。

どのような制作会社があるのか知らなければ、後々になってから「結構コストをかけたのに成果が出なくて、失敗だった」と気づくことになり、それでは「時既に遅し」です。せっかくホームページを作るなら、会社の成長のために良いものを作りましょう。

制作会社によくある5つの料金体系

1.初期費用0円、月額制

通常だと制作に数十万円かかるホームページ制作。初期費用0円と聞くと取っ付きやすいと思われるかもしれませんが、要注意です。なぜなら、「ホームページはただでは作れない」から。初期費用0円というサービスには、どこかに落とし穴があるのです。

ホームページの制作にかかる費用のほとんどは人件費です。仮に、制作に2人(会社の利益を含め1人あたり2万円/日の売上を平均的に出している計算とする)で、制作に2週間かかるとすると、これだけで【2人×2万円/日×10日=40万円】のコストがかかります。

なので、初期費用0円でも制作会社はどこかで制作費用を取り返さなければなりません。

どこで利益を出してるの?

初期費用0円の制作会社の場合、ほぼ月額制のコスト構造となっています。その費用は数千円〜3万円ほどで、提供するサービスによってまちまちです。月額で運用も代行してもらうのであれば、5万円〜数十万円ほどかかるところが多いです。

仮に月額2万円。2年契約。とすると、2年で48万円の費用がかかります。また、別のプランの提案や高額なホームページ運用ツールの販売など、アップセルやクロスセルで利益の最大化を図っていきます。

制作会社は基本的にホームページを作って終わりです。エラーが出た場合に無料でサポートはしてくれる会社とは思いますが、そういったサポートは月額制でない企業も普通に対応してくれます。つまり、実際はただホームページの制作費を分割で払っているだけで、月額制を選ぶメリットがあまりないのです。

むしろ、月額制の料金体系にしている制作会社の多くは、契約内容を工夫して中長期的に高い費用を支払ってもらうことが目的な会社が多いので、普通にホームページを制作するよりも高コストになる、悪徳業者が多いなどデメリットがあります。

2.数千円〜5万円ほどのテンプレート型

激安でホームページを作ってくれますが、テンプレートを使うので、どこの会社も同じようなホームページになってしまいます。ただ、ホームページの制作が効率化されており、納品までの時間が速いです。「あっ、来週までにホームページが欲しい!」なんて時に便利です。

(ただし、たいていの場合、ホームページに掲載するテキストや画像などの素材は依頼主の方で準備しておかなければなりません。これが大変です。)

ホームページを制作する上では、「見た目が良いかよりも成果が出るのか」の方が大切と考える方が多いと思います。ただホームページを作るだけなら良いですが、一定のアクセスを集めるなど成果を出すための戦略を構築することはできないので、成果を出せるかは会社の運用力次第となります。

どこで利益を出してるの?

効率的に大量のホームページを制作することで、最低限の利益を確保しています。たいていはフロントエンドとして激安テンプレートサイトの制作を行い、そこで集まった顧客にバックエンドのサービスとして、高機能オプションやオリジナルのホームページやホームページの運用を売って利益を出しています。

結局、テンプレートで作ったホームページでは「ほどほど」のものができ上がるので、満足できない方が多いです。でもそれは「安いから仕方がない」ですよね。きちんとしたホームページを制作するには「数十万円かかるのも仕方がない」と思って予算を準備して、バックエンドのサービスを購入したときには、制作会社の思う壷にハマっています。

3.完全成果報酬型

ホームページを無料で制作し、運用まで無料で行って企業の売上アップに貢献できたら成果報酬を請求する形の制作会社です。(運用が前提なのでただの制作会社とは言えないですが、このようなタイプは近年増えてきています。)

無料ですが成果が出ないと利益を出せないので、全力で制作から運用まで行ってくれます。しかも、成果を出すためには企業のヒアリングや競合分析なども自主的に行ってくれるので、成果の出やすいホームページを戦略的に構築してくれます。

ただし、企業の売上を上げるためにかけたコストは、どこかで回収しないといけないですよね。通常の制作と運用の相場では、ホームページの制作に20〜50万円、運用に月2万円〜30万円(広告費もかけた場合)ほどコストがかかります。

どこで利益を出してるの?

成果報酬型のホームページ制作会社は、企業の売上の伸びに応じた成果報酬を請求します。

ホームページから企業の売上をアップさせるには時間がかかるため【成果報酬=(今年度の売上−前年度の売上)×50%(企業によって変動)】(1〜2年間)といった形で1〜2年ほどのスパンで費用がかかってきます。

  • 大きな成果が出た分、通常よりも大きなコストがかかる
  • 成果が出なかったが、その分コストが安く済んだ

このような結果になることが予想されますが、制作会社として成果を出せなければ会社は潰れてしまうので、なるべく勝てる条件を設定して仕事に取りかかります。つまり、通常かかる制作・運用コストよりも利益を出さなければならないのです。

なので、制作を依頼する側は成果が出る代わりに、通常よりも大きなコストがかかることを覚悟しなければなりません。

4.20万円〜のオリジナルホームページ制作

ホームページを制作するのに20万円以上かかる制作会社は、制作にかかる費用をきちんと請求する正統派の制作会社です。大きい制作会社ほど経験が豊富で実績もありサポートも充実していますが、その分コストがかかります。

例えば、大きな制作会社であれば、事務・営業・ディレクター・デザイナー・コーダー・プログラマー・コンサルタント…といった人達が一つ一つの仕事にかかわっており、制作にかかる人件費は高くなります。

完全オリジナルのホームページを作る場合、制作会社によって費用やクオリティは全然異なります。低予算でハイクオリティなホームページを作りたい場合は、人件費の安い地方にあり、給与の安い優秀な若手クリエイターが集まっている制作会社を探すと良いかもしれません。

どこで利益を出してるの?

主に制作と熱心な顧客サポートを行うこと、時にはホームページの運用も代行することで利益を出しています。ECサイトを作るなどで、100万円以上かかるホームページを制作希望のクライアントもいるので、高度な制作物を効率的に作っていくことで利益を生み出す仕組みを作っています。

長く続いている会社は、制作物に満足したクライアントがリピートして利用し続けてくれていることが多いです。大きな制作会社になるほど、ホームページに予算をかけれる企業向きです。

5.発注代行で予算に応じた制作者の提案

私の提案するDesigner's Direct(デザイナーズダイレクト)は、現役のWeb制作者による発注者と制作者とユーザーのためのWebディレクションサービスです。

発注から納品まで制作進行をサポートし、Web担当者のいない中小企業・個人事業主がホームページ作成を外注する際の構造的な問題を解決し、発注者と制作者とユーザーの満足度を最大化していきます。

具体的なサービスとしては、一律50,000円という価格でWebに疎い方からすると難しい発注者の選定やドメイン・サーバーの取得を代行し、制作者とのコミュニケーションを円滑化していきます。

どこで利益を出してるの?

主に発注代行費とドメインやサーバーの管理・維持費で利益を出しています。また、ライティングや資料作成代行等の仕事を請け負うこともあります。

発注者の利点としては、相性の良い制作者を見つけてより良い制作物を作ることができるのに加えて、面倒な作業を任せられることです。また、制作者との間でトラブルが発生した場合は、第三者の視点からトラブルを仲裁することでリスクを最大限減らすことができるので大きなメリットがあります。

詳しくはこちらをご覧ください。

最後に

ホームページの制作を依頼する上で覚えておいて欲しいのは、「結局、かかったコストは請求される」ということです。ホームページを安く作りたいというニーズは強いですが、もし【かかったコスト<請求金額】であれば制作会社は潰れています。

初期費用0円でも、成果報酬といっても、テンプレート型のホームページでも。相場の状況との兼ね合いもありますが、かかったコストに利益を上乗せして価格が決められていきます。低価格であるほど、人の手がかかっていません。

つまり、ホームページ制作を依頼する上でのポイントは、「大事な部分にどれだけ効率的に手間を費やしているか。」です。かかった費用は何かしらの形で請求されます。であるなら、どれだけ費用対効果の高い仕事をしてくれるのかを考えるのが大切ではないでしょうか。

  • ホームページから成果を生み出すための戦略がない
  • 企業イメージをホームページに反映させられていない
  • アクセスを集めるための施策がない

いくらホームページが安く作れても、大事な部分が欠けてしまっていたら意味がありません。表面上の価格もそうですが、制作会社は「どこにコストがかけられているか」を考えて選ぶようにしましょう。

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