ケガで出血したけど、救急グッズがない!?そんな時のアイデア止血法

ケガで出血したけど、救急グッズがない時のアイデア止血法

2ヶ月前に自宅で足をケガをしてしまったのですが、一人暮らしで救急グッズなんてものは用意しておらず、対処法に困りました。

そこで学んだ救急グッズがなくても自宅でできる、簡単な止血法をお伝えします。

※ここで紹介するのは救急グッズがない時にできる一時的な応急処置方法です。スムーズに傷を完治させるためには、傷の状態に合わせた適切な処置が必要であり、専門家に診てもらうのが一番です。

何も考えずに行うと患部が腐って切断を余儀なくされる、重度の感染症を患う等の危険もあります。金銭的な負担を気にせずに一度病院で診察を受けた方が身のためです。

なお、この方法はWebで調べながら僕が実践した方法ですが、これによって何が生じたとしても責任は負えませんので、自己責任でお願いします。専門家のアドバイスを受けることを強くお勧めします。

用意するもの
  • サランラップ(または 清潔なビニール袋)
  • Tシャツ
  • ハサミ

救急グッズがなくてもできるアイデア止血法

0.傷の状態を観察

止血を始める前に、傷の状態がどうなっているのかを確認してください。

傷の種類・損傷部位
(切り傷・擦り傷・打撲・脱臼・骨折…)

→傷の種類や損傷部位によって適切な処理は変わってきます。この記事では切り傷による足裏の損傷を想定しています。

傷の大きさ
(傷の長さ・幅・深さ)

→傷が深いと神経や動脈、骨を傷つけている可能性があります。神経が切れてしまうと損傷部の感覚が麻痺してしまうかもしれませんし、大きな動脈が切れていると止血処置を施しても出血が止まりません。また、骨を損傷していることも疑う必要があります。

出血の具合
(出血の量・流れるスピード・血の質)

→出血が大量に出てしまうと出血多量によってすぐに死ぬことはないにしても、思考力が低下し、身体の自由も少しずく効かなくなってくるかもしれません。出血がひどい場合は早急に救急車を呼ぶのが好ましいと思います。

※特に鮮やかな色の血が勢い良く吹き出している場合は超危険みたいです。その場合は一刻も早く救急車を呼んだ方が良いかもしれません。

汚れの程度
(菌が入りこんでいないか)

→傷ができた場合、危険な細菌が身体に入り込んでいないかを気にする必要があります。もし細菌が入り込んでいて放置してしまえば、膿の原因になったり感染症の危険性もあります。汚れはなるべく洗い流しましょう。

症状の危険性
(自己処理できるか・救急車を呼ぶ必要はあるか)

→大きめのケガをした場合、自分で処置を施すか救急車を呼んですぐさま適切な施術を受けるかの判断は極めて重要です。分からないまま自分で間違った処理をしてしまうと長い間ケガが治らないことはもちろん、2次的な被害が発生する可能性もあります。危ないと思ったら迷わず救急車を呼びましょう。

2次的な被害のリスク
(その傷によって発生する身的/病的リスクは何か)

→小さな傷だったとしても不適切な処置によって患部が腐って切断を余儀なくされる、重度の感染症を患うこともあります。最悪の事態を想定して、それを避けるための処置を施しましょう。

僕の例
切り傷。傷口は7cm程度で深さは0.5〜1cmくらい。血はドボドボ出血している。汚れはほとんどない。放置は危険。見たことのない体内組織が出ており、早急に止血が必要な状態。自分でギリギリ処置できそうなレベル。

状態を確認し、冷静に応急処置を行っていきましょう。

1.傷口を水道水で洗う

効果:菌を洗い流し、2次被害の発生リスクを抑える

傷口が汚れている場合、菌が入ってしまうかもしれません。傷口に菌が入ってしまった場合、膿の原因となったり感染症を患う危険があります。

なので、痛いかもしれませんが傷口を大量の水で洗ってきれいにしてください。水道水には微量の塩素が含まれていて殺菌効果があるという理由で、ペットボトルの水よりも水道水の方が良いらしいです。

※水道水がきれいなことが前提です。

2.傷口をサランラップで巻く

効果:患部の保護・圧迫

傷口を塞ぐ際には滅菌ガーゼを敷いてから包帯を巻くのが一般的ですが、救急グッズを持たない人はどちらも持っていないと思います。(ワセリンを塗って..とか書いてありましたが、そんなのあるわけなく…)

ですが、自宅にサランラップくらいはありますよね(もしなければビニール袋でも良いと思います)。サランラップは傷口を塞ぐのに利用できます。清潔なサランラップを患部に強く巻きつけましょう。

※ハンカチやタオルで傷口を圧迫するという情報がありましたが、僕としては衛生面が少し心配だったので直接サランラップを巻きました。

サランラップは強度もあり傷口を痛めつけないですし剥がしても痛くないため、ベストな選択ではないにしてもかなりベターな手段であると思います。

3.Tシャツを使って5分〜10分間、傷口を圧迫する

効果:傷口の圧迫止血・漏れた血の吸収

ドラマなどで患部を着ているシャツで巻き、圧迫するシーンがありますが、シャツは包帯の代替品として使用可能です。(清潔なものでなければ患部への直接巻くのは極力避けるべきかと思います。)

傷口に巻きつける前には、患部を5〜10分ほど圧迫して止血を試みましょう。この時、サランラップを巻いておくことで血液に触れておこる感染症のリスクを回避し、Tシャツによって漏れた血を吸収しながら処置を施すことができます。

4.Tシャツを切って包帯代わりに患部を巻く

効果:傷口の圧迫・漏れた血の吸収

出血が治まってきたら一度サランラップを取り替えましょう(患部に張り付いたりしないので全然痛くなかったです)。

そして傷口のサイズを見てハサミでシャツを裁断し、シャツを包帯代わりにして強く巻きつけ、なるべく動かさないようにします。この時、力を入れすぎて患部以外の血も止めてしまうと悪影響です。

5.傷口の様子を見つつ安静にして、病院に行く

ここまでで一旦の応急処置ができましたが、ケガによっては2次的な被害もありえます。自己判断で処置を進めるのではなく、病院に行って専門家に診察してもらいましょう。

この方法の利点

この方法が優れているのは、以下の2点です。

  • 誰でも持っている
  • ほとんどのケガに対応可能である

日本人でサランラップ・Tシャツ・ハサミ(ハサミはなくても手でちぎれる)を持っていない人はほとんどいないと思います。よって、この方法は万人が気軽に使用できる処置法です。

また、サランラップやTシャツのサイズは調整できるため、ほとんどのケガに対応することができます。サランラップは高さが18cmほどあり、新品のものであれば最大で50m程度まで広げることができ、Tシャツは上半身を覆えるほどのサイズですから、これらで巻けない傷はないと言っても過言ではないでしょう。

脱臼や骨折といった場合でも、Tシャツさえあれば患部の固定に役立たせることができますね。

よって、この汎用性が極めて高い処置方法はもしもの時のために、頭の片隅にでも入れておくと良いのではないかと思います。

※あくまで応急処置です。これでケガを治そうとするのは危険です。

出血を伴う傷の応急処置をする上でのポイント

傷口は大量の水で洗って菌を落とす

特に野外でケガをしてしまった場合、思わぬ細菌が傷口に付着してしまっている可能性があるため、大量の水で傷口を洗って菌を落とすことを心がけるべきです。

圧迫止血をする

止血の基本は圧迫です。患部を5分から10分ほど重点的に圧迫して、止血を試みましょう。もし血が全然治らなければ大きめの動脈から出血しているかもしれません。その際はすぐさま病院に行った方が良いです。

傷口は心臓よりも高く

やはりこれは基本です。血の流れを止めたいわけですから、血の巡りが良い位置に患部があるのは避けましょう。

圧迫止血しても血が止まらないことがある

患部を圧迫止血しても血が全然止まらないことがあります。その場合は素人には対処しきれないので、なるべく早く病院に行って適切な処置をしてもらいましょう。

僕の場合はケガをして何時間も圧迫止血を試みましたが出血が止まることはなく、半日以上経っても出血が止まらなかったので病院に行きました。(時間帯の関係でケガをした翌日に病院に行くことに...やはり行くなら早い方が良いです。)

水分と鉄分を補給する

出血による身体機能や免疫力の低下を最小限に食い止めるためにも水分と鉄分を補給することは欠かせません。水分と鉄分を摂取することでなるべく貧血状態になるのを回避します。

これに関しては重要事項という認識があったので、Tシャツの包帯が血まみれになりながらコンビニ・薬局に足を運んで水分・鉄分の補給に努めました。

結果として、血の気が引いて寒気がして頭もくらくらしていたのが回復しました。

頭痛薬などがあれば飲んでおく

頭痛薬にはロキソニンなどの鎮痛成分が入っています。痛みが強いと精神的にも辛いですから、もし鎮痛成分の入った薬を持っていたら、飲んで痛みを和らげるのも効果的です。

出血を伴う傷に対してやってはいけないこと

汚れを洗わない

ケガをした際に、患部をそのまま止血しようとしてしまうのはNGです。出血していることよりも細菌が入ることが同等以上に危険であり、どうしようもない事態でない限りは傷口を洗ってください。

消毒液をかける

一時的な殺菌はできるようですが皮膚の免疫力を低下させてしまい、結果として傷口の治りを遅くしてしまうなどのデメリットがあるため、やってはいけないようです。

傷口を圧迫し過ぎない

あまりにも傷口を強く圧迫してしまうと患部付近の血液が滞り、血液中に含まれる傷を治すのに有効な成分までもが届かなくなってしまいます。

まとめ

色々紹介しましたが、今回お伝えしたかったのは「サランラップとTシャツ(とハサミ)」さえあれば、様々なケガの応急処置に対応可能であるということです。

処置に伴って注意点、やってはいけないこと等があるので、記事が長くなりました。ぜひ参考にしていただけたらと思います。

p.s.

注意事項

そんなに間違ってはいないと思いますが、この記事を鵜呑みにするのではなく様々な情報源を元に患部に応じた適切な処置を考えてください。

また、冒頭にも書いておきましたが、ここで紹介しているのは救急グッズがない時にできる一時的な応急処置方法です。スムーズに傷を完治させるためには、傷の状態に合わせた適切な処置が必要であり、専門家に診てもらうのが一番です。

何も考えずに行うと患部が腐って切断を余儀なくされる、重度の感染症を患う等の危険もあります。金銭的な負担を気にし過ぎずに一度病院で診察を受けた方が身のためです。

なお、この方法はWebで調べながら僕が実践した方法ですが、これによって何が生じたとしても責任は負えませんので、自己責任でお願いします。専門家のアドバイスを受けることを強くお勧めします。

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