【プレゼンテーション】資料作成の前に魅力的なストーリーを作ろう

魅力的な物語を作ろう

プレゼンテーションの中にストーリー(話の流れ)があるかどうかで聞き手の理解度は大きく変わってきますが、どういったストーリーが人の心を突き動かすのでしょうか?

プレゼンテーションにおいて魅力あるストーリーを描けなければ、いくらスライドを綺麗にしても心に刺さるプレゼンには絶対なりません。感想を聞いたら「資料キレイだったね。」みたいな皮肉を言われるのがオチだったりします。

人は物語が大好きな生き物です。今回は、プレゼンの中でどういった話の流れだと相手に興味を持って理解されるのかお伝えします。

世の中で語られる物語の主人公には巨大な敵が存在する

  • ハリーポッターにはヴォルデモート
  • スターウォーズにはダース・ベイダー
  • ターミネーターにはスカイネット

スーパーマン・スパイダーマン・バイオハザード・ドラゴンボール・ワンピース…人気な物語には必ず魅力的な主人公と凶悪な敵役が度々登場しています。主人公が強大な敵に立ち向かい、困難を乗り越えその敵を倒していくというのは物語の定石であり、敵が凶悪であるほど人の心を惹き付けます。

適役を登場させると、「こんなやつをどうやって倒すの?」「ガンバレ!」と観客は主人公を応援したくなります。最終的にその敵を倒すのを分かっていても、ドキドキします。

これはプレゼンテーションにおいても同様で、敵役(問題点)を登場させることで聴衆が主人公(解決策)を応援したくなる気にさせます。

早い段階で敵役を登場させると説得力が高まる

人間の脳というのは、細かいことよりも全体像を把握しやすくできていて、話を聞く際にはまず主旨を掴もうとします。なので、いきなり主人公について話をするよりも、まずは敵役を登場させて話の道筋を作ると効果的です。

プレゼンテーションの冒頭でいきなり「ハリーポッターがホクワーツへ魔法を習いに行きました。(商品説明)」と言われても、「は?何で?」と意味が分からないはずです。

『ヴォルデモートに両親を殺されたが、ヴォルデモートの魔法を受け唯一生き延びた魔法使いの子供がいた。その子供は人間界のダーズリー家に育てられるも、蛇と話せたり身の回りで不思議な現象が起こるようになった。そこへ11歳を目前にしたとき、ハリー宛にホグワーツ魔法魔術学校から入学許可証が届く…。』ハリーポッターと賢者の石の最初

という前置きがあってこそ、ホグワーツに行くストーリーができあがります。

プレゼンの準備をする際にも、いきなり細かい話をし始めてはいけません。まずは、核となるアイデアを固め、そこから段階的に細かな点を考えていきべきです。

プレゼンする際に相手に理解されやすい話し方のポイント

  1. 全体像(問題)から話し始める
  2. 詳しい話(提示する解決策)へと展開する

1.全体像(問題)から話し始める

まずは問題提起をして(敵役を登場させて)、語る内容を入れていく箱を聞き手の頭の中に用意しましょう。

『近未来。反乱を起こした人工知能スカイネットが指揮する機械軍により絶滅の危機を迎えていた人類だが、抵抗軍指導者であるジョン・コナーの指揮下、反撃に転じた。脅威を感じたスカイネットは、未来から現代へ殺人ロボット「ターミネーター」を送り込み、ジョンの母親サラ・コナーを殺害することでジョンを歴史から抹消しようと目論む。』ターミネーターwiki

ターミネーターであれば、このようにスカイネットという人類を滅ぼそうとする超強大な敵が未来から身体を自在に変身できて何度でも再生する勝ち目のないようなチートロボットが送りこまれてきてしまう。そいつを阻止するために主人公と善玉ターミネーターのカイル・リースが強力していくわけだが、いつ主人公が殺されて人類が滅亡の道を辿るのかという物語が中々に見応えがあって面白いですよね。

プレゼンの場合、ここで語られる問題点(敵役)は危険なほど聞き手は話に引き込まれていきます。

2.詳しい話(提示する解決策)へと展開する

解決策を提示(主人公を登場)し、箱の中に語る内容を入れていきます。興味ゼロの場合から詳細を話しても聞くわけないので、①で興味付けを終えてから解決策を提示します。この順序は必須です。

『同じ頃、抵抗軍からも兵士カイル・リースが、サラの護衛という使命を帯びて未来から送り込まれた。人類の命運を分ける戦いが、1984年のロサンゼルスで始まる。』ターミネーターwiki前引用文の続き

ターミネーターでは、人類を滅亡の危機から救うジョン・コナーを守るための解決策としてシュワルツェネッガー演じるカイル・リースが未来から送り込まれます。これは、スカイネットという最凶の敵が人類を滅亡させようとしてる設定があってこそ観てる側は「スカイネット強過ぎw勝てっこないけど、負けたら人類滅亡しちゃうよ。だから、シュワちゃん頑張って!あなたの力が必要よ!」的な感じで心引き込まれて主人公達を応援するわけです。

プレゼンにおいては、聞き手に主人公がどのようにして強大な敵を倒していくのか気になって仕方がないといった状況を作れれば、プレゼンは成功に向かっているはずです。こうした流れで敵をやっつけていくことこそ、プレゼンの王道ストーリーです。

まとめ

プレゼンのストーリー(話の流れ)を作る際の基本となるポイントは、やはり

・問題点を明らかにさせること(困難であればあるほど面白い)
・解決策で問題点をコテンパンにすること

です。プレゼンの際には強大な敵役を登場させて、主人公が苦難を乗り越え泥臭くもカッコ良く敵を倒していく。

そんなシリーズものの映画やマンガのようなストーリーを頭の中に思い描いてプレゼンテーションを行うことで、聴衆をストーリーに釘付けにし、熱意を持って理解してもらえるかもしれません。

参考書籍:『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』カーマイン・ガロ

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