デザイン思考における成功する企画アイデアの3条件

デザイン思考,アイデア

アイデアの重要性は知っていると思いますが、どうすれば良いアイデアを生み出せるのかや、上手くいくアイデアとはどういったものでしょうか。人の心に刺さる面白いアイデアは確かに素晴らしい。でも、だからといって成功するかと言われたら別問題です。

今回は、「結局どういうアイデアならいいの?」ということで、成功するアイデアとはどういうものかについて考えていきます。

成功するアイデアの3条件

成功するアイデアの条件

その1:技術的に実現可能であること

Feasibility:技術的実現性

まず成功するアイデアに必要な要素は、そもそも技術的に現在またはそう遠くない将来、実現できるかどうか。「タイムマシン」や「薄さ1mmのiPhone」というアイデアがあっても、技術的に実現できなければアイデアで止まってしまって何もできないですよね。

できないものはできないので、しゃーなしです。ブレストの段階では技術的にどうかを考える必要はないですが、アイデアを絞っていくさいには必要です。

無謀だと考えられるアイデアも技術的に実現できるものであれば努力次第で何とかなるので、そこは諦めないようにしましょう。1%の可能性は100%にできますが、0%を100%にすることはできません。

その2:経済的に実現可能であること

Viability:経済的実現性

アイデアが、これから持続可能なビジネスモデルの一部となるのかどうかも重要な条件です。仕事上のアイデアは基本的にビジネス的な観点で考えられるもの。

なので、基本的に会社の事業領域に適した内容で、できれば予算を超えないアイデアを考えなければいけないという制限があるのは仕方のないことです。

どうしても実現させたいけれど、今の会社の中では無理なものがあったら、子会社化して出資してもらったりジョイントしたり独立するなど必要になるかもしれません。

その3:人々に必要とされるもの

Desirebility:有用性

いくら現実的に実現できるアイデアだとしても、人に必要とされていないようでしたら無意味です。人にとって合理的で役に立つアイデアを生み出しましょう。

「テッシュ箱とトイレットペーパーがくっ付いたもの」なんて、あっても使う場面なさそうですよね。なので、「なぜ他のモノではなくその商品やサービスが人々にとって必要なのか?」この問いに答えられないようでは成功するアイデアとは言えません。

最後に

アイデアは着想→発想→実現のプロセスを経て形にしていきますが、有能なデザイナーはこのプロセスの中で3つの条件を全て解決しようとし、デザイン思考家は3つのバランスを大切にするそうです。

これらの3つの条件は、成功するアイデアの前提条件なので、もしこの前提で躓いてしまっていてはスタートするのは焦燥過ぎます。

技術的に可能であるかは、その分野の専門家やエンジニア。経済的に可能かは、会社の予算とビジネスモデル。人々に必要とされるかは、ユーザーを徹底的に分析または体験してもらえば事前に大体分かるもの。

アイデアをGOするかどうか迷った時には、この3つの条件をバランス良く満たしているかどうかで判断するのも良いかもしれません。

参考書籍:『デザイン思考が世界を変える』ティム・ブラウン

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