ホームページを会社のブランディングに役立てるための基礎知識

Webマーケティング ホームページを会社のブランディングに役立てるための基礎知識
ぎしたか

この記事を書いた人

Webの登場によって、かつてマスメディアや広告に限定されていたブランディングという概念の重要性が広く浸透してきました。ホームページを活用したブランディングは、どのように考えていけば良いのでしょうか?

モノで溢れた社会では、似たような商品やサービスも溢れています。そんな中で選ばれる企業であるには、ブランディングは必要不可欠です。

そして、日常的にインターネットで情報収集を行う現代では、Webブランディングをどう行うかで成果に雲泥の差がついてきます。

そもそもブランドとは?

『社会にとって有意義な、魅力ある個性=らしさ」』博報堂ブランドデザイン

『個別の売り手もしくは売り手集団の財やサービスを識別させ、競合他社の財やサービスと区別するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはそれらを組み合わせたもののこと』米マーケティング協会

ブランドという概念には様々な定義がありますが、個人的には『ブランドとは、消費者の心に蓄積された、モノやサービスへの認識のありかた=知覚のこと』だと思っています。

そして、ブランディングは、消費者の視点から、消費者の近くを理想的な状態へと高めていくマーケティング戦略の1つです。

ブランドの最終目的は「企業価値を向上させること」であり、ブランドは商品/サービス・販売員/営業マン・店舗・カタログ・広告など、事業活動によって人々が感じるあらゆるUX(ユーザーエクスペリエンス)によって形成されます。

ブランディングが確立されてくると以下のようなメリットが発生します。

  • 競合との差別化ができて競争優位性が高まる
  • 長期的に安定した売上が期待できる
  • 無駄な広告やプロモーションを打つ必要がなくなる
  • ヒト・モノ・資金の調達効率が上がる

ブランドを短期的に築くことは難しく、目に見えないので正確に効果を測定できないという難点はあります。

ただ、パソコン/スマホ/タブレットなどをApple製品で揃えて他のブランドのものを使いたがらない人が世界中に大勢いるように、ブランドの価値が生み出す強力な効果は身近にも感じられるかと思います。そこには、ブランドに対する絶大な信頼が存在し、競合との競争は発生しません。

Webブランディングの基礎

Webが発達する以前は、企業が直接に消費者と情報を交換しコミュニケーションをとる機会は限られていました。

今ではWebが企業と消費者の繋がりをオープンなものにし、一方通行の情報発信ではなく消費者との双方向のコミュニケーションができるようになりました。

また、Webには制限がないため、製品・サービスの紹介だけでなく、開発ストーリー、企業の理念やビジョン、代表メッセージ、スタッフの紹介も発信できます。その表現方法も、文章・写真・音声・動画アニメーションまで多岐に渡ります。

そして、Webのブランディングにおいては、使い勝手や使い心地という意味でのユーザーインターフェース(UI)を基礎として、どのような体験を提供できるのか(ユーザーエクスペリエンス(UI))が大切になります。

当然ながら、消費者の認識のありかたを共通のものにするためにも、視覚的なデザイン・コンテンツは一貫性を持たせていかなければなりません。

ブランディングを確立するための軸

一貫性あるデザイン要素がばらばらにならないために大切となるのが「コンセプト」です。

マーケティング戦略の策定時に定めた「誰に」「何を」「どのように」を言語化したコンセプトを軸に、すべてのデザインを制作していくことになります。

因みに、宣伝とブランディングの違いは、宣伝が一方的にイメージを植え付けようとするのに対し、ブランディングは総合的に感じている印象である点です。

ホームページはあくまで一部にすぎない

最初に述べた通り、ブランドは商品/サービス・販売員/営業マン・店舗・カタログ・広告など、事業活動によって人々が感じるあらゆるUX(ユーザーエクスペリエンス)によって形成されます。よって、ホームページは企業のブランディング施策の一部分に過ぎません。

ただ、人々がみんなインターネットで情報収集する社会ではホームページは有効なブランディングの手段であり、消費者に対しての商品やサービスの印象を大きく左右します。

例えば、興味を持った人が会社のことをもっと知りたいと思ったら、ホームページを検索して閲覧するでしょう。そして、ホームページのデザインがブランドイメージに影響を与えていきます。

会社のブランド構築において、ホームページは欠かせない存在と言っても良いかもしれません。

とはいえ、表現方法に制約の少ないホームページにも、苦手なことがあります。それは、広くたくさんの人に情報を届けることです。単純に認知を広げるという点では、TVや新聞などに代表されるマスメディアやニュースメディアの方がはるかに効果的です。

逆に、ホームページは一度接触した人に対して何度も接触機会を計るリターゲティングを行うことが可能で、特定のセグメントに対してアプローチすることが得意です。

なので、最初のきっかけとなる接点を作ることがポイントとなるのですが、そのためにもユーザーの関心事に合わせたコンテンツをホームページに蓄積し、見つけてもらいやすくするインバウンドなマーケティング手法に注目が集まっています。

「ホームページなんて、適当に作っておけばいい。」という考えの方も多いですが、それは間違いです。

インターネットを利用する消費者にとってホームページはWeb上での会社の印象を決定づけるツールであり、良いイメージを感じてもらえるかどうかは事業活動全体に影響を与えます。

コンセプト(会社のことをどう思ってもらいたいのか?)を明確に打ち出し、Webブランディングを実施していきましょう。

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