知らないと損するホームページ制作(外注時)の注意点8選

Webマーケティング
ぎしたか

この記事を書いた人

社内にWebの専門家がいない場合、ホームページは外注して作ることになります。このときにホームページに対する考え方が大きく間違ってしまっていると、制作会社とのコミュニケーションが上手くいかなかったり、意図したものとは違ったデザインのホームページが出来上がってしまうことがあります。

企業にとってホームページとは、「インターネットを使うユーザーに会社の情報を発信していくための道具」ですが、どういいったホームページを制作していくのが良いのでしょうか?

「何となく...」で出発点から間違ってしまわないように、制作にあたって知らないと危険な注意点や、間違いやすい常識をまとめてみました。

Webに携わる人間には当たり前のことでも、そうでない方からすると勘違いしてしまっていることも結構あります。これからホームページを新しくする予定がある方は、必ず抑えておきましょう。

ホームページ制作時に間違いやすい8つの常識

1.見た目の良いホームページが、良いホームページではない

見た目が良いホームページを良いホームページだと思わがちですが、見た目は良くても成果に繋がっていないホームページはいくらでもあります。逆に、見た目は良くなくても大きな売上を上げているホームページが多々あるのも事実です。

実は、「見た目が良い」ということよりも、「ユーザーに価値が伝わるか」と「仕事の受注に繋がる仕組みがあるのか」の方が断然大切なのです。

企業にとってホームページを制作する目的は「見た目が良いホームページを作る」ことではなく、「成果の出るホームページを作る」ことですよね。つまり、ホームページの善し悪しを判断する基準を「見た目の良さ」ではなく、「成果が出る仕組みがあるか」にする必要があるのです。

2.アクセスが集まっているホームページ=効果があるとは言えない

ホームページにとってアクセス数は、成果を計る上で重要な指標の一つです。しかし、【毎月10万PVあるホームページ】と、【毎月1万PVのホームページ】では、どちらの方が効果があるのかと言われると、必ずしも【毎月10万PVあるホームページ】とは言えません。

これがどういうことなのかというと、アクセスを集めることは成果を生み出すために必要なプロセスであって目的ではないからです。

上記の例で言うなら、【毎月10万PVあるが、仕事の問い合わせが毎月1件しかないホームページ】よりも【毎月1万PVだが、仕事の問い合わせが毎月3件あるホームページ】の方が効果があると言えます。

3.制作会社は、会社のことを教えてあげないと良いホームページを作ってくれない

制作会社はホームページのことは詳しくても、クライアントのことは詳しくありません。残念ながら、クライアントの情報を知らなければ、制作会社はクライアント毎に適したホームページを作ることはできないのです。

通常、制作会社がヒアリングの際に「ホームページを作る目的や企業のイメージについてなど」聞いてくるかと思いますが、つい大事な部分を伝え忘れてしまうことがあるかもしれません。そうなると、出来上がったホームページに対して「あれ、何か違うんだよな」といった違和感に繋がります。

より良いホームページを制作するためにも、制作会社から聞かれたことに答えるだけでなく、「どんなホームページにしたいのか」「どこに拘りたいのか」などなど、伝えておきたい情報をきちんと伝えて理解させてあげましょう。

4.社員10名程度の中小企業はWeb担当者を雇わない方がいい

社内で本気を出してホームページを運用するつもりがないのであれば、中小企業がWeb担当者を専属で雇う必要はありません。なぜかというと、中小企業であれば、一人分の人件費に相当する制作コストを必要とする更新やホームページの修正の作業があるとは考えにくいからです。

また、Web担当者にホームページの制作から何やらを全てを任せてしまうと、担当者にホームページ運用の責任が全てのしかかってしまいます。(しかも他の誰もWebに詳しくないので、頼れる人がいない。)

そうなると、ホームページの成功がWeb担当者の知識・技術に寄りますが、一人で変化の激しいWeb業界の最先端の専門知識を把握し、スキルを磨きつつホームページの運用を手がけ続けられると思いますか。

よほど優秀かつあなたの企業のために熱心に働き続けてくれる人財でなければなりません。なかなか条件が厳しいですね。

しかも、急な退職時などにはさらに深刻です。

  • 社内の誰もホームページの使い方が分からない
  • ホームページを管理しているIDやパスワードがどこにあるのか分からない
  • 新しいWeb担当者を雇わなければならない

少数精鋭の中小企業にとっては、Web担当者を雇うメリットよりもデメリットの方が大きい場合もあるのです。

自社完結したい場合は、経営者がWeb制作技術と運営手法を把握しておいた方が好ましいです。

5.ホームページは多くのユーザーを取り込むためのものではない

「ホームページには多くのユーザーが訪れ、企業の認知度が向上する」というのは、ホームページの一つのメリットです。ただ、ホームページはマスメディアのように広く多くの人に見てもらうためのメディアではく、狭い中で多くの人に情報を届けるためのメディアです。

ホームページを使って不特定多数のユーザーに情報を届け、企業の認知度を向上させる場合、多大な広告費をつぎ込む必要があります。広く多くの人に告知することはできますが、予算の大きな企業しか使えない技ですし、大抵はやる必要ありません。

(ソーシャルメディアで爆発的なバズを生み出したり、様々なメディアにPRを仕掛けることで多くのユーザーに情報を届けることはできますが、不確実性が高く一時的なものなので割愛します。)

中小企業にとって、ホームページで情報を届けるべき相手は【ある特定のテーマに対して関心を持つユーザー】です。というのも、多くの人が興味を持つテーマに関する情報はネット上に無数にあり、その分野の大手に太刀打ちできないからです。

例えば、小さな不動産会社が「賃貸を探している人」という広いターゲット向けにホームページで情報を発信しても、HOME'SやSUUMOといった大手に勝てる可能性はゼロに近いと思います。

しかし、「地方で賃料月5万円以下の安くて豪華な物件に関する情報」に絞って、どこよりも特化させていけば、都心から地方の5万円以下の広くて綺麗な物件に移り住もうと検討しているユーザーからすると世界一価値あるホームページとなります。

そこに「お問い合わせいただいた方には、特別な物件も用意してあります。」なんて書いてあれば、必然的にホームページを通じて問い合わせが来るはずです。

このようにインターネットを通じて狙うターゲットを明確にして絞ることで、どこにも負けないホームページができあがります。

6.ホームページは制作コストよりも運用コストの方がかかる

意外と忘れがちですが、企業にとってホームページは作ってからが始まりです。ホームページにアクセスを集めて仕事に繋げていけなければ、作った意味がないですよね。

なので、ホームページを制作する際には、作った後の運用方法も考えて戦略を構築していかなければなりません。

ホームページの制作期間を1ヶ月だとしても、運用する期間は制作し終わってからずっとです。制作よりも運用の方が圧倒的に時間がかかり、時間がかかるということはコストがかかります。

独自に運用を行うことが可能であれば、運用コストを大きく抑えることができます。ただし、人件費等を考えるのであれば、外注するのも十分視野に入れるべきでしょう。

7.成果の出るホームページは設計の段階でほぼ決まる

「とりあえず会社のホームページを作っておこう」そんな軽い気持ちで作ったホームページからは、ほとんど成果が出ることはありません。なぜなら、成果を出せるホームページは設計の段階でほぼ決まるからです。

ホームページは何を目的とするかで形が変わります。

  • 何のためのホームページなのか
  • 誰に向けて情報を発信するのか
  • どのようにアクセスを集めるのか
  • 仕事の受注に繋げる導線はどう設計するのか
  • どれくらい予算をかけるのか
  • どの制作会社に依頼するのか

このような様々な要素が組み合わさって、一つのホームページが出来上がります。

企業の方からすると「ホームページはどれも一緒に見える」かもしれませんが、一つ一つのホームページが全然違っていて、その違いの中には企業の戦略が隠れているのです。適当に作ったホームページが大きな成果を上げられるほど、簡単な世界ではありません。

8.ホームページの更新は面倒でない

一昔前にホームページを制作したことのある企業の方からすると、「ホームページは更新が大変」という印象があるかもしれません。記事を更新したくても制作会社に更新を依頼しなければならず、時間も手間もかかっていました。

しかし、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)というものを使えば、TwitterやFacebookに文章を投稿する感覚でホームページを更新することができます。

難しそうに思えるかもしれませんが、一度やってみたら非常に簡単です。サーバーやHTMLの知識なんてなくても問題ありません。

ホームページは難しくない

制作会社の人間と話をしてみると慣れない専門用語が頻繁に使われて「ホームページは難しい」「よく分からない」「面倒臭いなぁ」などと思うかもしれませんが、良い制作会社を選んで担当者としっかりコミュニケーションをとることができれば、何も心配ありません。

  • ホームページのついての知識がない
  • ITの専門用語を知らない
  • デザインのセンスがない
  • パソコンを使うのが苦手

それでも問題ありません。良い道具(ホームページ)と道具の説明書(戦略と使い方)を作るのは制作会社に任せて、少しずつ道具の扱い方に慣れていきながら、ホームページが充実していくプロセスを楽しんでいきましょう。

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