企業のホームページ(コーポレートサイト)で発信する情報10選

サイトで発信する情報

ホームページを制作する際に「作った後、何を発信していけば良いのだろう?」と悩む方は多いと思います。発信する情報に困ってしまうと更新するのが面倒になってしまって、いつの間にか全くホームページを更新しなくなっている方もいるのではないでしょうか。

今回はそんな方のために、企業の公式ホームページ(コーポレートサイト)で発信していく情報をまとめてみました。初めてホームページを作るときや、更新する情報に迷ったらぜひ参考にしてみてください。

ホームページは誰のためのもの?

まず確認しておきたい点があります。ホームページは誰に向けて情報を発信するものなのでしょうか?

ホームページを閲覧するユーザーは、商品やサービスを利用する顧客。ビジネス上の取引先。会社にお金を投資してくれる投資家。就職先を探す求職者。…と様々ですが、ホームページを見るの人の多くは、「会社に関わりを持つ方達」であるはずです。

そんな方々にどういった情報を提供していくのかというと、「会社の価値」を伝えていくことになります。ホームページはインターネット上の名刺と呼ばれるように、「この会社はどのような会社で何に役立つのか?」を伝えていきます。

ただ、一方的に会社の宣伝をしてもユーザー(ホームページを見てくれる方々)に振り向いてもらえないので、ユーザー目線で会社の魅力を伝えていく工夫が必要です。つまり、ユーザーが興味を持つ・ユーザーにとって役に立つような情報を発信していかなければなりません。

とはいっても、「具体的にどういう情報を提供していけば良いのか分かりづらいと思うので、企業のホームページ(コーポレートサイト)で発信していく情報について考えていきます。

コーポレートサイトで伝えていく情報

1.企業イメージ

企業イメージ

会社のブランドイメージ・社風・社内文化など。主に見た目のデザインに関係する要素になります。トップページを見たときに、直感的にどんな企業か分かることがポイント。

ユーザーがホームページを見て印象づけられた会社の情報は、実際の企業イメージに直接的に繋がってきます。高級感のある商品を扱っている企業のホームページが、安っぽい印象を与えてしまうものでは逆に企業イメージが悪化してしまうことになります。また、すごい明るい雰囲気のホームページなのに、会社に訪れてみたらどんよりと暗い雰囲気だと悲しい気持ちになることもあります。

どのような企業イメージを発信していくのかを考える際には、自分の会社がどういった会社なのかを把握しておく必要があります。よって、ホームページを制作していく際には、会社の分析が欠かせません。

2.会社概要

会社概要

会社の基本情報(社名・設立日・資本金・代表者名・住所・電話番号・沿革・従業員数・理念・ビジョン・事業内容)など。情報の発信元である会社の情報を明記することで、信頼性があがります。

企業のホームページで良く見かけますが、会社概要というカテゴリーに会社のプロフィールが掲載されています。ここに記載されている情報を見るだけでも、会社のことが結構分かりますよね。会社の所在地や連絡先も載っているので、道に迷ったりしたときも安心です。

3.企業の近況(ニュース)

企業の近況

業界情報。最近の出来事。他社との取引状況など。ホームページを定期的に更新している企業は、会社に活気があるように感じる。また、ホームページが全然更新されていないと、「まだ倒産していないのだろうか?」といった妙な不安を与えてしまう。

実際に企業の中の人間と繋がりがなければ、ホームページを見た人間からすると「インターネット上から得られる情報が全て」です。ある日を境にホームページの更新が止まっているホームページを見た場合には、「ホームページを更新する余裕がないんだな。(またはもう潰れてしまったか。)」といった感じで企業に対する信用は下がります。

ホームページは「ただ作るだけではなく、作った後に更新していくことが大切」です。少し前までは更新作業は面倒で仕方がなかったと思いますが、今では携帯からでも簡単に更新作業を行うことができます。

4.商品/サービス

商品・サービス

会社が抱える商品やサービスの機能やベネフィットについて。ビジネスチャンスを逃さないためにも、ターゲットとなるユーザーに興味を持ってもらえる内容にすることが欠かせません。

ホームページを使って会社の売上を伸ばしていきたい場合、商品やサービスの情報を「欲しい」と思ってもらえるほど魅力的に伝えていかなければなりません。そのためにも顧客が商品やサービスのどこに価値を感じてくれるのかをきちんと把握しておきましょう。

具体的にどういう伝え方をすれば良いのか迷ってしまうかもしれませんが、その必要はありません。実際に顧客と話している中で「顧客が価値を感じてくれた会話の内容」を文章にするだけです。(動画に取ってアップしても構いません。)新しく商品やサービスの魅力を考えていくのではなく、既にある魅力を伝えていけば良いんです。

まだ顧客がおらず、これから商品やサービスの魅力を発信していく場合には、競合他社との優位性など、マーケティングして得られた顧客ニーズに対応した情報を発信するなどできると思います。工夫すればいくらでも発信していく情報はありそうですね。

5.実績/事例

事例や実績

取引を行った相手企業の情報。制作物のポートフォリオや提供しているサービスに対する取引先のお客様の声があると、信頼性が向上する。

実績は企業が信頼を獲得する上で最も大切なものの一つです。大きな案件ほど実績のない企業に任せることはできません。ホームページに会社の実績や顧客の事例を掲載することは、BtoBのビジネスだけでなくBtoCの取引でも効力を発揮します。

人は第3者からの情報や権威に弱いです。会社名や商品/サービス名は聞いたことなくても、「大手企業との取引実績がある」「たくさんの人が良い口コミを記載している」こうしたことだけで安心して商品やサービスを購入することができます。

6.Q&A

よくある質問

会社の提供する商品やサービスについて、お客様から来た質問と解答。ホームページ上にQ&Aの情報を掲載しておくと、自動で顧客対応を完結してくれる。

ホームページはインターネットに繋がってさえいれば、24時間365日稼働しています。なので、Q&Aを掲載しておけば、ホームページは年中無休でカスタマーサポートを行ってくれる社員と同じような働きをしてくれます。

顧客からすれば会社の営業時間外でもホームページの情報を元に疑問点を解消することができ、会社側からすると、顧客対応にかかる時間が削減され、人件費削減に繋がります。特に、毎回同じような対応をしなければならない質問が減るので助かります。

7.社員紹介

社員紹介

仕事を依頼した際に対応してくれる社員の情報。企業に仕事を依頼する際に、「どんな人達が仕事をしてくれているのか?」気になる方は少なくないと思いますが、事前に伝えておけば安心感を与えられます。

会社同士で取引を行うとしても、実際の現場でコミュニケーションを取るのは人同士です。良い感じだなと思って問い合わせた企業との打ち合わせに、入れ墨の入ったヤンキー風の男性がやってきたら肝を冷やしてしまいますよね。「彼を知り己を知れば、百戦危うからず」という孫子の言葉がありますが、できたら相手の情報は事前に知っておきたいものです。これは取引相手も同じです。

取引先と打ち合わせをするのは2人くらいなことが多いですが、実際に取引に携わっている人間は他にもいるはずです。社員の情報をオープンにしておくことで、「こういった人達が仕事をしてくれるんだな。」と安心感を与えることもできます。

8.リクルート情報

リクルート情報

社員/アルバイトなど、求職者の募集状況について。ホームページを見て就業を希望してくれる方は、モチベーションの高い方が多いです。

大手の求人メディアに広告を掲載する場合でも、求職者はホームページの情報を見ています。働きたい業界など条件を絞って出た企業の一覧の中で、どの企業に応募すべきか比較・検討しています。ホームページの内容によって、応募してくる求人の質は変わってきます。

リクルート活動にホームページを活用することができると、給与や待遇だけ見て応募してくる人財ではなく、モチベーションの高い優秀な人財が集まってきます。リクルート活動には小さな企業でも数万〜数十万の広告コストがかかりますが、優秀な人財を獲得できればその価値は十分にあります。

9.IR情報

IR情報

投資家向けに企業の決算や経営戦略などについての情報を掲載していきます。特に上場企業で投資家を多く抱えている企業のホームページにはIR情報が記載されていることが多いです。

「会社は、株主のものである。」と言われることがありますが、株式会社にとって株主との関係は切ることができません。特に、上場している企業であれば、株式の売買で大きな資金を獲得できる反面、株主の期待に応えなければならないというプレッシャーも発生します。

投資家といえど、今ではほとんどの方がインターネットを使って経済の動向や企業情報をチェックしています。なので、そんな投資家のためにIR情報を掲載するのはやらざるを得ないとも言えるかもしれません。ただ、IR情報を掲載しておくことは、新規投資家を獲得することにも繋がるので、投資家からの出資を募っていく企業であれば掲載しておくと良いかもしれません。

10.その他

その他

ホームページには文章や写真はもちろん、動画や音声などの様々な情報を掲載することができます。「ホームページを見てくれるユーザーに対してどんな価値ある情報を届けられるか?」という視点で、会社独自のコンテンツを提供していくことも考えても良いかもしれません。

まとめ

会社に興味を持ってホームページに訪れた方は、

  • どんな会社なのか?
  • どんな事業をやっているのか?
  • どんな商品やサービスを取り扱っているのか?
  • どんな実績があるのか?
  • どんな社員が働いているのか?

など様々な情報が気になっていると思います。

会社の情報を提供して興味を引きつけることは大切ですが、ホームページに訪れてくれたユーザーに対して価値ある情報を提供するという視点が最も大切です。

ホームページを作る目的は「会社の情報を発信すること」です。しかし、ホームページのコンテンツは「ユーザーのためのもの」です。当たり前ですが、自己中心的に好き勝手な情報ばかり発信していても意味がありません。情報を発信する際には「誰のために情報を発信するのか?」という視点を忘れないようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA