コンテンツマーケティングとは?ホームページを成果に繋げる仕組み

コンテンツマーケティングとは?

最近では付加価値の高いホームページを制作する際に、コンテンツマーケティングという言葉が良く使われるようになりました。しかし、SEO対策やキーワード露出といった集客にばかり注力してコンテンツの本質を忘れてしまっている会社が多いのが実情です。

今回は、勘違いされがちなコンテンツマーケティングの基礎を解説していきます。現代マーケティングにおけるコンテンツの重要性が分かっていただけたらと思います。

コンテンツマーケティングとは?

米国で数多くの大手クライアントを持つコンテンツマーケティングの第一人者、ジョー・ピュリッジ氏による『エピック・コンテンツマーケティング』の中で以下のように定義されています。

『コンテンツマーケティングとは有益で説得力のあるコンテンツを制作・配信することによって、ターゲット・オーディエンスを引き寄せ、獲得し、エンゲージメントをつくり出すためのマーケティングおよびビジネス手法を指す。その目的は、収益につながる顧客の行動の促進である』

エピック・コンテンツマーケティング』ジョー・ピュリッジ

また『メディアを借りるのではなく、自前のメディアを持つこと』とも記載されており、オウンドメディアで付加価値の高いコンテンツ提供することで顧客との良い関係を作ること。収益につながる行動を促すことが大切だと考えられます。

ホームページで表現できるコンテンツは【テキスト・写真・動画・スライド資料・音声・音楽】を組み合わせて作り上げますが、コンテンツの重要な役割はユーザーの感情に訴えかけることです。個々のページだけをコンテンツと考えるのではなく、ホームページ全体を1つのコンテンツとも捉えるようにしましょう。

コンテンツマーケティングにおいては、徹底的に価値あるコンテンツを追求することが大切になります。

コンテンツマーケティングは新しい手法ではない

業界ではコンテンツマーケティングを最新のWebマーケティング手法としてPRする会社も多いですが、それは間違いです。Web会社の人間は分かって使っているのだと思いますが、ブログ・メルマガ・動画配信などのコンテンツ発信はWebが普及し始めた1990年代から取り組んでいる会社もあります。

また、Webが普及する前もセールスレターや情報誌などのリアルなコンテンツ発信はすでに行われており、その原型は1800年代にあると言われています。コンテンツをターゲットに届けて購買行動に繋げることがコンテンツマーケティングの目的とするのであれば、全く新しくはないですね。

なぜ流行っているのか?

とはいえ、コンテンツマーケティングは今世界中で注目されており、流行っているのには理由があります。

背景としては、Webの普及によって情報流通の仕組みに変化が起きたことはもちろん、少子高齢化や人口減少などの影響で社会構造も変わりつつある中、従来のマーケティング手法の見直しがされてきていることが挙げられます。

特に消費者がインターネットを利用した情報発信を行うようになったこと、検索で欲しい情報が瞬時に手に入るようになったこと、さらにはソーシャルメディアの浸透で消費者同士での情報交換が活発になったことは、【消費者=情報の受け手】という市場の常識を変えました。

消費者が自分の好きなときに、好きな情報を、好きなだけ入手する。そして、インターネットというオープンな場で思ったことを発信し、情報交換を行うのが当たり前になったので、これまでと違う消費者のその時々の要望や反応に向き合ったマーケティングコミュニケーションの手法が求められています。

となると、会社としては消費者が自由に会社の情報を取得できるような場を作るのがセオリーになっており、今ではほとんどの会社がホームページを所有しているかと思います。

コンテンツマーケティングでは、単純に会社の情報を届けるのではなく、オウンドメディアやコンテンツを用意して消費者に価値ある情報を提供することで、消費者と良い関係を築き、新規顧客の開拓・既存顧客とさらに関係値を深めていきます。そして、信頼を獲得し収益に繋げていくのです。

従来のマーケティングの考え方に大きな変化をもたらしているので、コンテンツマーケティングが注目を集めているわけなんですね。

コンテンツマーケティングを実施する6ステップ

では、コンテンツマーケティングを実践していくにはどうすれば良いのでしょうか? 全体像をざっくり把握しておきましょう。

  1. ターゲットを策定する
  2. 目的を明確にする
  3. コンテンツを設計する
  4. コンテンツを発信する
  5. データを分析する
  6. より良い方法を考える
  7. 3〜6を繰り返す

まずはターゲットを策定して「誰のためにコンテンツを制作するのか?」を決めていきます。ターゲットを絞ることで無駄な情報を削ぎ落とし、コンテンツの方向性を鮮明に把握することができます。

ターゲティングを誤ってしまうと広告を出したところで成果は出ませんが、Web媒体では思ったような結果が出なければターゲットを検討し直すことができます。ただし、余計なコストをかけないためにもターゲットをきちんと見定めることが大切です。

次にコンテンツマーケティングを実施する目的を定めていきますが、その目的は主に3つあります。それは以下の3つです。

  1. 見込み客を集めること
  2. 潜在顧客のニーズを引き出すこと
  3. ファンを増やすこと

なので、コンテンツを設計する際には、ターゲットの状況に合わせたコンテンツはもちろん、どうすれば最適なタイミングでコンテンツを届けられるかも合わせて考えていく必要があります。広告施策やSEO対策なども必須です。

コンテンツを発信したらユーザーの行動を分析し、より高い精度で成果を生み出す施策を考えていきます。そして、より良いコンテンツを制作するための方策を考え、新たにコンテンツを蓄積していきます。コンテンツを充実させて、ホームページ全体の価値を高めていきましょう。

遠回りに見えて近道!?

広告からサイトに誘導したときに、消費者が実際に商品やサービスの購入などのアクションを起こす確率は数%あるかどうかです。1%に満たないことも良くあります。しかし、付加価値の高いコンテンツを提供した上で施策を行うことで効果が数倍にもなります。

また、広告には限界があり、一般的に広告で誘導できるアクセスは3〜5割程度、残りは検索エンジンを通じた自然な流れでアクセスが集まると言われています。広告は理論が確立されていて、正しい方法で予算をかけていけば結果が出ますが、それではコストがかかり過ぎます。

なので、コンテンツマーケティングの施策で残りの5〜7割のアクセスが検索エンジンから自然と集まれば、とても効果的ですね。

付加価値の高いコンテンツを設置することで検索エンジンの評価は上がり、自然とユーザーが集まる導線が作られていきます。成果が上がるまで時間がかかるので少し遠回りのように見えますが、結果的には消費者の満足度が高まり、高い収益に繋がっていくと考えられています。

大事なのは継続と蓄積

当たり前のことではあるのですが、今の環境では長く続けるほどデータが蓄積され、消費者とのコミュニケーション精度を高めることができます。よって、1日でも早くコンテンツマーケティングを始めた方が、その果実を得られるのです。逆に、これをやらないと完全に時代に取り残されてしまう可能性もあります。

消費者視点でのマーケティングコミュニケーションを行っていくことが今後ますます注目されることが予想されます。 コンテンツマーケティングをまだ取り入れてない企業は、今のうちに取り組んでいくことをおすすめします。

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